日本酒を語る
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2018.10.20用語系コラム
Omiki or Omikisakaya
Omiki or goshinshu means sake offered to a shrine or the altar making the sake divine. Being made from rice as the traditionally principle food of the Japanese, sake is often used as omiki, but in som... -
2018.09.11用語系コラム
Bekuhai
The word beku means “should” in Chinese classics and it should not be used in the end of a sentence. From this meaning, a cup which should not be put down came to be called bekuhai. (hai means cup in ... -
2018.09.03用語系コラム
SAKE selection
ワインだけで全世界から毎年1万本以上が出品されるという、世界的に大規模、かつ権威のあるワインコンクール、「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」。「SAKE selection」は、通称CMBが主催するこのコンクールの日本酒部門として2018年に新設されました。 -
2018.06.30用語系コラム
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)はワインの主要マーケットであるロンドンで、1984年に創立されたワインの競技会です。ワインの最難関資格である「マスター・オブ・ワイン」の称号保有者など、第一線で活躍する専門家が審査員に多数名を連ね、最も影響力のあるひとつとされます。 ここに酒部門が創設されたのは2007年、5部門でのスタートでした。2018年現在は9部門のカテゴリーで、ゴールド、シルバー、ブロンズのメダル入賞、さらに各頂点のトロフィーを目指します。審査には国内外の日本酒とワインの専門家があたり、それぞれ約半数になるように5〜6人のチームを組んでディスカッションし、評価を決定するワイン方式。最終的には、すべての部門を通じた最高峰となる1本、チャンピオン・サケが選ばれます。そこに至る道のりは、複数の審査員による6回ものテイスティング審査を経るという厳しいもの。最終発表では、同時に、グレートバリュー・アワード、サケ・ブリューワー・オブ・ザ・イヤーが選出され、表彰されます。 -
2018.06.18用語系コラム
全国新酒鑑評会
全国規模で開催される最大の清酒鑑評会。100年以上の歴史があり、高い信頼を得ています。製造者のための教育機関であり、醸造の研究機関として明治37年に発足した大蔵省醸造試験所を前身とする独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催で行われています。 -
2018.04.28用語系コラム
山廃造り
As a traditional sake brewing process, kimoto (traditional sake starter) making has been passed down for generations, creating a rich flavor that attracts many sake fans. The rich flavor, however, us... -
2018.02.27用語系コラム
ホーロータンク
現代では、酒蔵の圧倒的なシェアを占めるホーロータンク。酒造用としては、高度成長期に入った昭和30年代(1950年代後半)から、急速に木桶からホーロータンクへ変わっていきます。 その利便性、安全性に着目し、株式会社灘琺瑯タンク 製作所が設立されました。しかし、灘ではどこも使用せず、新潟の酒蔵へ相談。 -
2017.11.28うんちく系コラム
酒米復活物語「雄町」(後編)
地元の農家で雄町と出会い、たちまち魅了された利守酒造・利守忠義現社長は、その日のうちに、雄町で酒を作ってみたい、雄町米を農家に作ってもらおうと決める。農家に作付けを依頼して一軒一軒回ったものの、初年度に引き受けてくれたのは、25軒中わずか3軒だけだったという。 -
2017.10.31うんちく系コラム
酒米復活物語「雄町」(前編)
1859(嘉永4)年に発見され、栽培が始まった雄町。明治時代には、すでに優れた酒米として知られていた。ただし、通常でも1.6m、時に1.8mにもなるほどの背丈で倒れやすく、病害虫にも弱いため、作るのは困難だった。 -
2017.08.21用語系コラム
吟醸酒の条件は精米歩合だけじゃない。で、吟醸造りって?
下の表を見てもらうまでもなく、吟醸酒の最も大きな条件は精米歩合60%以下ということ。さらに、麹米を15%以上使い、吟醸造りで造られたものなどです。