日本酒を語る

日本酒を語る

2017.09.07

うんちく系コラム

日本酒アメリカ事情

アメリカで、ワインのディストリビューターとして活躍するマット・ヘッジスさん。2008年から日本酒も扱うようになりました。彼の仕事と、日本酒の市場について聞きました。



◆日本酒のどんなところに興味を持ちましたか。
●酒の魅力ですか? 第一に、おいしい! 第二に、これから米国で多くの成長の可能性を持つカテゴリだからです。日本からだけでなく、米国における日本酒醸造所のスタッフや、輸入・流通業者、小売業者は、これからも、一般の人たちに向けて日本酒の教育を続けていかなければならないでしょう。

◆アメリカのワイン販売代理店で、日本酒を輸入するところが増えていますが、アメリカの酒市場でどのような利点がありますか?
●我々のようなインポーターは、もともと高級ワインを扱っていたため、日本酒でも(高級酒である)特定名称酒を扱う傾向があるようです。ワインの販売ですでにこれらの顧客との良好な関係を築き、維持してきているので、2つの製品を一緒に提供するという利点があります。 このような米国のワイン販売代理店が扱っている酒は、日系の小売業者だけでなく、広く取引先を持っているので、米国市場で、より多くのチャンスが待っていると言えます。

◆なぜアメリカ人は、日本酒を好むのだと思いますか?
●一般的には日本酒はまだ誤解されています。特にプレミアム日本酒に関してですが。多くのアメリカ人は、日本食レストランで提供されるおいしいとは言いがたい熱燗を日本酒と思っています。しかし、冷たいままで飲むプレミアム酒=特定名称酒は一般的になりつつあります。日本食レストランだけでなく、より多くのレストランで、料理とのお酒のマリアージュを提供したり、グラス売りのSAKEをメニューに入れたりするようになってきています。アメリカの人々は、新しいことにトライすることが好きです。日本酒はまさに、そんな人たちにぴったり。アメリカの多く消費者に、一つの商品アイテムとしてではなく、ワイン同様に複雑で、多様な面を持つことを知ってもらう努力こそが、私達のチャレンジです。




Matt Hedges, In 2004, he co-founded Vino del Sol, a leading national import and distribution company selling in all 50 states. In 2008, after establishing a reputation as “the Argentine Wine Specialist, “Vino del Sol” began a collaboration with the famed Obata Shuzo brewery of Sado Island, Niigata.